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「気持ちの切り替えが苦手」「一つの動きに夢中になると、次の行動になかなか移れない」——そんなお子さまの様子に、心当たりはありませんか。

アイビー米子教室では先日、小さなコーンをジグザグによけながら進み、最後はマットの上からジャンプするという運動メニューに取り組みました。一見すると、ただコーンをよけて跳ぶだけの遊びのように見えますが、実はこの動きの中に「切り替える力」を育てる仕掛けが詰まっています。

実際の様子はこちら(Instagram動画)

「動きを切り替える力」とは何か

今回の活動は、大きく2つの動きの切り替えで構成されています。

  • ジグザグ歩行:コーンの位置に合わせて、右へ左へと進行方向を次々に変えながらバランスを保つ
  • ジャンプへの切り替え:横方向への移動から、一気に上へ跳ぶという全く違う動きへ瞬時に切り替える

この「動きの種類をパッと切り替える」ことは、脳の中でも実行機能(じっこうきのう)と呼ばれる働きに関わっています。実行機能とは、状況に応じて自分の行動をコントロールし、今やっていることから次の行動へスムーズに移るための脳の働きのことです。運動の場面だけでなく、遊びから片付けへの切り替え、興奮した気持ちを落ち着けて次の行動に移る場面など、日常生活のさまざまな「切り替え」の土台になっています。

なぜ「切り替えが苦手」なお子さまに効果的なのか

切り替えが苦手なお子さまの多くは、頭では分かっていても、体や気持ちがすぐには追いつかないという特性を持っています。いきなり「気持ちを切り替えなさい」と言葉で伝えるよりも、体を使った遊びの中で繰り返し「切り替える」経験を積む方が、無理なく自然に力を伸ばしやすいと言われています。

今回のジグザグ&ジャンプ運動は、次のようなステップで「切り替える体験」を細かく分解しています。

  1. コーンをよけながら進む(左右への切り替え)
  2. マットの手前で動きを止める準備をする(減速への切り替え)
  3. 上方向へジャンプする(横から縦への切り替え)

アイビー米子教室では、こうしたスモールステップを踏むことで、お子さま自身が「あ、今切り替えられた」という感覚を体で掴めるように工夫しています。

おうちでもできる簡単アレンジ

特別な道具がなくても、おうちで同じような運動を取り入れることができます。

  • 床にマスキングテープでジグザグのラインを引く
  • ラインの先にクッションや座布団を置く
  • 「ゆっくり右、次は左」と声をかけながら進み、最後に「ジャンプ!」の合図で跳ぶ

声かけによって、今どんな動きに切り替えるタイミングなのかを意識しやすくなります。短い時間でも、遊びの中で繰り返し取り組んでみてください。

まとめ

切り替える力は、一朝一夕に身につくものではありません。だからこそアイビー米子教室では、一つひとつの動きを丁寧に分解し、スモールステップで「できた!」を積み重ねる運動療育を大切にしています。小さな成功体験の積み重ねが、お子さまの自己肯定感を育み、次の挑戦への自信につながっていきます。

アイビー米子教室の公式Instagramでは、日々の療育の様子や、発達に関するお役立ち情報を発信しています。ぜひフォローして、お子さまの成長のヒントを見つけてください。

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