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「気づいたら姿勢が崩れている」「椅子に座っていてもすぐに背中が丸まってしまう」——そんな平衡感覚(バランス感覚)の弱さに関するお悩みをお持ちの保護者の方は少なくありません。実はこの感覚は、特別な訓練ではなく、日々の運動遊びの積み重ねで少しずつ育てていくことができます。

アイビー米子教室で先日行った活動は、ぐらぐらと揺れる「バランスストーン」の上を、落ちないように四つん這いで進んでいくというものでした。

実際の様子はこちら(Instagram動画)

「四つん這いでバランスストーンを渡る」運動とは

今回取り組んだのは、複数のバランスストーンを並べ、その上を四つん這いの姿勢で落ちずに進んでいくメニューです。石がぐらつくたびに、次にどこへ手や足を置くかを瞬時に判断し、力の加減を調整しなければなりません。

以前は一歩ごとに体勢を立て直しながら、ゆっくりとしか進めなかったお子さんも、繰り返し取り組むうちに、落ちずにテンポよく進めるようになっていきました。「できないこと」が「できること」に変わっていく過程を、スタッフも一緒に見守っています。

なぜ姿勢保持や体幹の安定につながるのか

四つん這いの姿勢は、手足と体幹をバランスよく連動させる必要があり、平衡感覚(バランス感覚)が弱いお子さんには特に難しい動きのひとつです。平衡感覚とは、体の傾きや揺れを感じ取り、姿勢を立て直すための感覚のことで、主に耳の奥(内耳)で働いています。

不安定な足場の上でバランスを取り続ける経験を積むことで、次のような力が育っていきます。

  • 姿勢保持力:体が傾いたときに、無意識のうちに姿勢を立て直す力
  • 体幹の安定:手足を動かしながらも、軸となる体幹をぶれさせずに保つ力
  • 力加減の調整力:石の揺れに応じて、とっさに手足へ入れる力を変える感覚的な判断力

この積み重ねが、椅子に座っているときの姿勢の崩れにくさや、体の軸の安定にもつながっていきます。

おうちでも取り入れやすい工夫

ご自宅では、座布団やクッションを2〜3枚並べ、その上を四つん這いでゆっくり渡ってみる、といった簡単な工夫でも似たような感覚を経験することができます。転倒しても痛くないよう、周囲の安全を確保したうえで、お子さまのペースに合わせて挑戦させてあげてください。

スモールステップで「できた!」を積み重ねる

アイビー米子教室では、こうした一つ一つの積み重ねを大切に、運動療育を行っています。いきなり難しい動きに挑戦させるのではなく、お子さまの「今できること」から少しずつ段階を上げていくスモールステップを意識することで、無理なく自信を育てることができます。

「できた!」という成功体験の積み重ねが、次の挑戦への意欲や自己肯定感につながっていきます。アイビー米子教室では、お子さま一人ひとりのペースを大切にしながら、これからも運動療育を通じた成長のサポートを続けてまいります。

アイビー米子教室の公式Instagramでは、日々の療育の様子や、発達に関するお役立ち情報を発信しています。ぜひフォローして、お子さまの成長のヒントを見つけてください。

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