「失敗するとすぐに諦めてしまう」「うまくいかないことがあると、挑戦する前に嫌がってしまう」——そんなお子さまの様子に、もどかしさを感じたことはありませんか。
実は、何度もうまくいかない経験を重ねながらも挑戦し続けることこそが、子どもの「諦めない力」と自己肯定感を育てる、とても大切な機会なのです。アイビー米子教室では、跳び箱の練習を通じて、こうした心の成長を丁寧にサポートしています。
跳び箱はなぜ「あきらめない力」を育てるのか
跳び箱を跳び越えるには、助走のスピード、踏み切るタイミング、腕で体を支える力加減など、複数の動きを同時に、かつ正しい順番で連動させる必要があります。これは体の複数の部位を脳が同時にコントロールする「協調運動」と呼ばれる力で、不器用さや運動が苦手という形でつまずきやすいポイントでもあります。
だからこそ、一度でうまく跳べる子はむしろ少なく、多くの子どもたちは「助走をやり直す」「踏み切る位置を調整する」といった試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ体の使い方を覚えていきます。
「できない時間」こそが成長の土台になる
- 試行錯誤の繰り返し:うまくいかない原因を体で探りながら修正する過程で、体の使い方の感覚(固有受容覚)が磨かれます。
- 小さな成功体験の積み重ね:「昨日より少し跳べた」という小さな変化に気づけると、挑戦そのものへの抵抗感が薄れていきます。
- 見守られている安心感:うまくいかない時間を否定されずに見守ってもらえる環境があるからこそ、子どもは安心して挑戦を続けられます。
自信のなさ・失敗への不安に、教室でできる関わり方
「失敗を怖がって挑戦したがらない」というお子さまには、いきなり高いハードルを求めるのではなく、今できることから一段ずつ積み上げる「スモールステップ」の関わりが効果的です。
アイビー米子教室で意識していること
- 今の力で届く高さ・課題から始める:最初から成功しやすい設定にすることで、「やってみたら意外とできた」という体験を作ります。
- 結果よりも過程を言葉にする:跳べたかどうかだけでなく、「今のは踏み切りのタイミングが良くなったね」など、変化そのものを具体的に伝えます。
- 挑戦する姿を周りで共有する:うまくいった瞬間をスタッフやお友達と一緒に喜ぶことで、成功体験がより記憶に残りやすくなります。
今回跳び箱に挑戦したお子さまも、うまくいかない日が続きながらも練習を重ね、ついに跳び越えられた瞬間には、教室から自然と拍手が起こりました。本人からも、いつもより大きな声での報告があったそうです。こうした積み重ねが、次の挑戦への自信につながっていきます。
まとめ
「失敗するかもしれない」という不安は、誰にとっても挑戦のハードルになります。だからこそ、いきなり大きな成功を求めるのではなく、その子のペースに合わせたスモールステップで「できた!」を積み重ねていくことが大切です。アイビー米子教室では、これからもお子さま一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、自己肯定感を育む運動療育を行ってまいります。
アイビー米子教室の公式Instagramでは、日々の療育の様子や、発達に関するお役立ち情報を発信しています。ぜひフォローして、お子さまの成長のヒントを見つけてください。