2025年8月3日、アイビー米子教室にて保育・福祉関係者様を対象とした「保育・福祉勉強会」を開催いたしました。
この記事では、当日の勉強会の様子や、私たちがこの取り組みに込めた地域連携への想いについてご紹介いたします。

多様な専門職が集結!「保育・福祉勉強会」の概要
今回の勉強会には、発達支援や子どもの運動に関心のある米子市内の保育士さんをはじめ、栄養士さん、理学療法士さん、アイビーの内定者まで、様々なバックグラウンドを持つ10名の方々にご参加いただきました。
日々子どもたちの成長を最前線で支える専門職の皆様が職種の垣根を越えて集い、熱心に学び合う大変貴重な時間となりました。
なぜ保育に「運動療育」と「感覚統合」の視点が必要なのか?
「じっとしていられない」「お友達との距離が近すぎる」「手先が不器用」など、保育の現場で出会う子どもたちの行動の背景には、感覚統合(かんかくとうごう)のつまずきが隠れていることがあります。
感覚統合とは、自分の身体の状態や周囲からの情報(視覚・聴覚・触覚など)を脳で整理し、適切に行動するための機能です。この働きがスムーズでないと、子どもは自分の身体をどう動かせばよいか分からず、不安や落ち着きのなさとして表出することがあります。
アイビー米子教室が提供する運動療育では、遊びを通して多様な感覚刺激を提供し、感覚統合の発達を促します。身体を上手に使う経験は、学習意欲や自己肯定感、コミュニケーション能力といった「生きる力」の土台となります。
今回の勉強会は、この重要な視点を保育の最前線に立つ専門家の皆様と共有し、地域全体で子どもたちを支えるきっかけにしたいという想いから企画いたしました。
体験を通して学ぶ!バランスディスクで知るボディイメージ
勉強会では、講義だけでなく実際に身体を動かす実践的な体験時間を設けました。
- バランスディスク体験: 不安定なディスクの上でバランスを取る体験を通し、子どもたちが日常で感じている身体の使い方の難しさや、体幹の重要性を体感していただきました。
- ボディイメージを育む遊び: 自分の身体の大きさや位置感覚を捉える「ボディイメージ」を体験。これが育つことで、周囲とぶつからずに遊んだり、道具を適切に使ったりできるようになります。
参加者の皆様からは、「運動や感覚の視点で子どもを見たことがなかったので新鮮だった」「明日からの保育での見方が変わりそう」といった嬉しいご感想をいただきました。
地域連携で実現するインクルーシブな社会を目指して
アイビー米子教室では、「地域社会への参加・包摂(インクルージョン)」の推進を大切にしています。
【インクルージョン(包摂)とは】
障がいの有無や背景に関わらず、「みんなを包み込み、仲間はずれにしない」という考え方です。
単に同じ空間にいるだけでなく、一人ひとりの個性や違いが尊重され、誰もが安心して自分らしく参加できる環境を作ることがゴールです。
すべての子どもたちが住み慣れた地域の中で共に学び、健やかに成長できるよう、これからも地域の保育園・幼稚園との積極的な連携を図ってまいります。
次回開催のご案内・園への出張サポートについて
今回の開催成果を受け、次回の勉強会は10月の開催を予定しております。保育士様、幼稚園の先生、子どもに関わる専門職の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
また、アイビーのスタッフが園へお伺いし、運動遊びのサポートや気になるお子様への関わり方についてご相談に乗る「出張サポート」も実施しております。
勉強会・出張サポートのお問い合わせ
次回の勉強会参加のお申し込みや、園への出張サポートに関するご相談は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
無料体験会や療育見学も随時受け付けております。