ハードルを目の前にして、じっと高さを見つめ、タイミングを見極めてから思い切りジャンプ——そんな何気ない一瞬に、実はたくさんの発達の力が詰まっていることをご存知でしょうか。「うちの子は運動が苦手で」「とっさの判断が苦手かも」と感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。アイビー米子教室では、ハードルジャンプのような遊びを通じて、お子さまの脳と体の連携を楽しく育む運動療育に取り組んでいます。
ハードルジャンプで働く「空間を捉える力」と「脳のコントロール機能」
障害物の高さを正しく判断して飛び越える動作には、脳の大切な機能が同時にいくつも関わっています。
①自分とハードルとの距離・高さをつかむ「空間認識力」
ハードルまでの距離や高さを目でとらえ、自分の体との位置関係を正確につかむ空間認識力が働いています。この力が育つと、物や人との距離感をつかみながら安全に動く土台になります。
②「これくらいの力で跳ぼう」を実現する脳のコントロール機能
ただ勢いよく跳びつくのではなく、「これくらいの高さなら、これくらいの力で跳ぼう」と瞬時に考え、全身に指令を送っているのが前頭葉のコントロール機能です。目で見て、頭で考えて、体を動かす——この3つをぴったり連動させる、実はとても高度な運動なのです。
着地の瞬間の「できた!」が自己肯定感を育てる
着地が決まった瞬間、全身で喜びを表現するお子さまの姿は、スタッフ一同にとっても嬉しい瞬間です。この「できた!」という達成感の積み重ねは、次のような力にもつながっていきます。
- とっさの判断力:状況を見て、その場に合った動きを選び取る力の土台になります。
- 自分の動きをコントロールする力:衝動的に動くのではなく、目的に応じて力加減を調整する力に繋がります。
アイビーでは、理学療法や感覚統合の視点を取り入れた活動で、楽しみながら脳と体を育んでいます。
まとめ
いきなり高いハードルに挑戦するのではなく、お子さま一人ひとりのペースに合わせたスモールステップで取り組むことを大切にしています。小さな「できた!」の積み重ねが自己肯定感を育み、次の挑戦への意欲につながっていきます。
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