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お子さまが楽しそうに体を動かしている姿を見るのは、親御さまにとっても非常に嬉しい瞬間ですよね。しかし、何気ないその「ジャンプ」という動きの中に、子どもの将来の学習や社会性を支える驚くべき脳の仕組みが隠されていることをご存じでしょうか。

鳥取県米子市の児童発達支援・放課後等デイサービス「アイビー米子教室」では、日々の遊びや運動を通して、子どもたちの発達を促す専門的なアプローチを行っています。今回は、教室の活動で行った「回転するポールを避けて進む運動」を例に、子どもの脳と体を育てるヒントを詳しく解説します。

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動くものを捉えて跳ぶ!脳をフル回転させる「協調運動」とは

子どもの運動能力や、将来の学習の土台を育てる上で、非常に重要な役割を果たすのが「協調運動」です。協調運動とは、目や耳などの感覚器官から入った情報に合わせて、手や足などの全身をタイミングよく動かす能力のこと。簡単に言うと、目と体を同時に動かす「チームワークの力」です。

回転するポールをじっと見つめ、ぶつからないようにタイミングを合わせて全身で大きくジャンプする。この一連の動きのなかで、子どもの脳は驚くほどのスピードで情報を処理しています。

「見る力」が育つと学習面にも良い影響が

動いているポールを目で追うという行為は、単に物を見ているだけではありません。これは専門的には「追従性眼球運動」などと呼ばれることもあり、動く対象に視線を合わせ続ける力を育てます。

この「見る力」がしっかりと育つと、将来的に学校の授業で黒板の文字をスムーズにノートに書き写したり、教科書の文章を行を飛ばさずに読んだりといった、学習面の基盤を作ることにつながります。

バランスのセンサー「前庭覚」の刺激と前頭葉へのアプローチ

今回のジャンプ運動には、もう一つの重要な感覚が関わっています。それが「前庭覚(ぜんていかく)」です。

体の軸を保つ「前庭覚」とは

前庭覚とは、耳の奥にある三半規管などで感じる感覚で、体のスピードや傾き、回転などを感知する「バランスのセンサー」のようなものです。 くるくる回るポールの速度を測り、自分の体が今どのような状態にあるかを瞬時に把握して大ジャンプする動きは、この前庭覚をフルに刺激します。

脳の司令塔「前頭葉」を活性化

さらに、距離感を測って「今だ!」とタイミングを合わせる判断は、脳の司令塔と呼ばれる「前頭葉」を刺激します。前頭葉が活性化することで、自分の感情や行動をコントロールする力、状況に合わせて計画を立てる力などが養われます。

これらの力がバランスよく育つことで、将来的に以下のような社会性の向上へとつながっていきます。

  • 授業中にしっかり椅子に座って話を聞く

  • お友達と歩調やペースを合わせて集団行動をとる

ご家庭でできる!脳と体を育てる簡単アレンジ

教室で行っているような特別な器具がなくても、ご家庭で同じような力を引き出すことができます。

例えば、床に転がしたボールをタイミングよくジャンプして飛び越える遊びや、大人が足元で揺らした紐をタイミングを合わせて跳び越える「縄跳びのステップ」などがおすすめです。

保護者の方が「今だよ!」「上手に跳べたね!」と声をかけながら、ゲーム感覚で楽しむことがポイントです。大人が行動を「管理」してやらせるのではなく、お子さま自身が「やってみたい!」と主体的に挑戦できる環境を作ってあげましょう。

まとめ

子どもの成長において、最も大切なのは「できた!」という瞬間の喜びです。アイビー米子教室では、お子さま一人ひとりのペースに合わせた「スモールステップ」でのアプローチを大切にしています。小さな成功体験を積み重ねることで、子どもの自己肯定感は大きく育ちます。

これからも、子どもたちの「楽しい!」という主体性を尊重しながら、未来の可能性を広げるサポートを続けてまいります。

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