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お子さまが夢中で「投げる」遊びをしている姿を見て、単なる運動遊びだと思っていませんか?実は、このシンプルな動作の中には、将来の学習能力や対人関係をスムーズにするための大切な要素が凝縮されています。

鳥取県米子市にある児童発達支援・放課後等デイサービス「アイビー米子教室」では、日々の活動に「意味のある遊び」を取り入れています。今回は、先日教室内で行った「紐通し紙コップ投げ」を例に、身体の使い方がどのように脳の発達に繋がるのかを詳しく解説します。

 

実際の様子はこちら

目と手の協調運動:黒板の文字を書き写す力の土台

今回、子どもたちが挑戦したのは、紐に通した紙コップを的に向かって勢いよく投げる活動です。この時、脳内では非常に高度な処理が行われています。

まず、目で的との距離を正確に測り、その情報に合わせて腕を動かす。これを「目と手の協調運動」と呼びます。この力は、実は教室内での学習に直結しています。

例えば、学校の授業で「黒板に書かれた文字を見て、手元のノートの枠内に書き写す」という動作。これはまさに目と手の協調運動そのものです。遊びの中でこの感覚を養うことで、視覚情報を身体の動きにスムーズに変換する力が育ち、学習への集中力も高まっていきます。

固有受容覚(こゆうじゅようかく):力加減のセンサーを磨く

的にしっかり当てるためには、ただ投げるだけでなく「どれくらいの力で押し出せばいいか」を調整する必要があります。ここで活躍するのが「固有受容覚」です。

固有受容覚とは、筋肉や関節にかかる抵抗を感じ取り、自分の身体の位置や力の入れ具合を把握する感覚のこと。いわば「身体の中にある力加減のセンサー」です。

このセンサーが未発達だと、以下のような困りごとが生じやすくなります。

  • 鉛筆の筆圧が強すぎて芯が折れる、または弱すぎて文字がかすれる

  • お友達と手をつなぐ時に、つい強く握りすぎてしまう

  • 道具を扱う時に壊してしまうことがある

アイビー米子教室での活動を通じて、自分の身体を思い通りにコントロールする経験を積むことは、日常生活での「ちょうどいい力加減」を学ぶことにも繋がっているのです。

成功体験が前頭葉を活性化させる

今回の活動のポイントは、紙コップが紐に沿って動くため、軌道が安定し「的に当たった!」という結果が視覚的に非常にわかりやすいことです。

発達に特性のあるお子さまにとって、結果がすぐに見えることは非常に重要です。「できた!」という達成感は、脳の司令塔である「前頭葉」を刺激します。前頭葉が活性化することで、自己肯定感が向上し、「次もやってみたい」「もっと上手になりたい」という意欲が引き出されます。

私たちは、お子さまが「自分はできるんだ」という自信を持てるよう、小さなステップ(スモールステップ)を大切にしながら、主体的に取り組める環境づくりを心がけています。

ご家庭でできる工夫

こうした「力加減」や「コントロール」の練習は、ご家庭にあるものでも手軽に実践できます。

  1. 新聞紙を丸めてボールを作る

  2. 部屋の隅に置いたゴミ箱やカゴを的にする

  3. 近い距離から始め、徐々に距離を伸ばしていく

たったこれだけの遊びでも、お子さまにとっては立派な療育の時間になります。ぜひ、親子で楽しみながら取り組んでみてくださいね。

まとめ

アイビー米子教室では、お子さまの「楽しい!」という気持ちを原動力に、将来必要となる身体と心の土台作りをサポートしています。米子市付近で児童発達支援や放課後等デイサービスをお探しの方は、ぜひ一度教室の様子を見にいらしてください。

お子さま一人ひとりの特性に寄り添い、個性を伸ばすお手伝いをさせていただきます。

 

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