子どもたちが夢中になって遊ぶ姿を見ていると、「楽しい」という気持ちが成長の原動力になっていることに気づかされます。
鳥取県米子市の児童発達支援・放課後等デイサービス「アイビー米子教室」でも、日々子どもたちの笑顔があふれています。
今回は、当教室で実践している運動療育の中から、「転がってくるボールをタイミングよく足を開いて避ける(ジャンプする)」という、一見シンプルな活動について掘り下げてみたいと思います。
遊びの中に隠された高度な脳と身体の連携
ボールが転がってきたら、タイミングよく足を開いてジャンプする。一見シンプルに見える動きですが、脳科学や発達の視点から見ると、脳と身体の非常に高度な連携が必要な活動です。この動きの中には、子どもたちの学習や生活に役立つ大切な要素がたくさん詰まっています。
1. 動くものを目で追う力(眼球運動)
まずは、転がってくるボールのスピードや方向を正確に捉える力が必要です。これは「眼球運動」と呼ばれる機能で、学校生活における学習の基礎力に直結します。たとえば、板書を目で追ってノートに写したり、教科書を読み飛ばさずに読んだりする力は、こうした動くものを追う遊びの中で培われていきます。
2. タイミングを合わせる力(予測と抑制)
次に求められるのが、「今だ!」という瞬間に身体を動かす判断力と、そのタイミングが来るまで待つ集中力です。これは脳の「抑制機能」を養うことにつながります。ボールが来る前に動いてしまわないよう衝動を抑える経験は、集団生活で順番を待つ姿勢や、感情・行動をコントロールする力へと発展していきます。
3. 自分の身体の幅を知る力(身体図式)
そして、ジャンプする際に足元を見なくても「これくらい足を開けばボールにぶつからない」と感覚的に理解する力も必要です。これを「身体図式」と呼びます。自分の身体のサイズ感や手足の位置関係を把握することで、お友達や物にぶつからずに動くなど、安全でスムーズな身のこなしにつながっていきます。
楽しみながら「できた!」を積み重ねる
楽しみながら身体を動かすことで脳の前頭葉が活性化され、目で見る力と身体を動かす力が同時に育っていきます。ご家庭でも、保護者様がボールを転がしてお子様がそれを「またぐ」「よける」といった遊びなら、スペースを取らずに手軽にチャレンジできます。雨の日の室内遊びにもおすすめです。
アイビー米子教室では、子どもたち一人ひとりの「やってみたい!」「楽しい!」という主体性を何よりも大切にしています。無理なく取り組めるスモールステップを用意し、「できた!」という成功体験を積み重ねることで、子どもたちの自己肯定感を育みます。
体験会・個別相談のご案内
アイビー米子教室では、専門的な視点と温かいサポートで、子どもたちが自信を持って成長できるよう後押ししています。
受給者証をまだお持ちでない方でも、個別相談を随時承っております(体験レッスンにつきましては受給者証取得後のご案内となります)。公式Instagramでも日々の療育の様子を更新中です。どうぞお気軽にお問い合わせください。