何気なくお子さんが見せる「指さし」。
実はこれ、単に興味のあるものを教えてくれるだけでなく、心と身体の発達において非常に大切な意味を持っています。
鳥取県米子市にある運動療育に特化した児童発達支援・放課後等デイサービス「アイビー米子教室」です。
今回は、お子様の「指さし」と発達の深い関係について詳しく解説します。
指さしはコミュニケーションの第一歩
言葉を話す前から、子どもは「指さし」という手段を使って自分の気持ちや興味を伝えようとします。この指さしには、発達段階に応じて以下のような種類があります。
1. 注目を促す指さし【生後9ヶ月頃~1歳】
興味のあるものを見てほしくて指をさしたり、大人の注意を引こうとしたりする時期です。「あれ、何?」と大人が声をかけてあげることで、子どもは言葉と物の結びつきを少しずつ学んでいきます。
2. 要求の指さし【1歳~1歳半頃】
欲しいものや、してほしいことを伝えるための指さしです。「ちょうだい」「もっと」といった、自分の欲求を伝える大切なコミュニケーション手段となります。
3. 共有の指さし【1歳半~2歳頃】
興味や喜びを誰かと分かち合いたい気持ちから行う指さしです。「きれいだね!」と感情を共有したり、「ワンワン!」「ママ!」と指をさしながら知っている言葉を発することが増えてきます。
4. 確認の指さし【2歳頃~2歳半】
指さしたものが何かを大人に確認しようとする行動です。「これ、〇〇?」と知っている物と合っているかを確認し、言葉を通じたやり取りを楽しもうとする成長の証です。
ご家庭でできる指さしへの関わり方
ご家庭でのお子様の指さしを、より豊かなコミュニケーションへと繋げるために、以下の工夫を意識してみましょう。
- 一緒にものを見て、「これは〇〇だよ」と優しく声をかける
- 絵本を読みながら、「〇〇はどこかな?」と指さしを促してみる
日常生活の中で指さしにたくさん気づき、言葉で丁寧に答えてあげることが、言葉の発達を育むきっかけになります。
指さしが育む運動能力の基礎(目と手の協応)
指さしは、コミュニケーションだけでなく運動能力の基礎を育む重要なステップでもあります。
「指さす → 目標物を目で追う → 手を伸ばす」という一連の動きは、専門用語で「目と手の協応動作(きょうおうどうさ)」と呼ばれます。
この動作がスムーズになることで、将来的にボールを掴む、積み木を積む、お絵描きをするといった、手先や体のコントロールを必要とする様々な運動機能の向上へと繋がっていきます。
絵本の読み聞かせと指さしの実践アプローチ
保育士としての長年の現場経験や子育ての中でも、「絵本の読み聞かせ」は指さしを育む上で非常に効果的だと感じています。
発達がゆっくりなお子様に対しても、1対1で絵本を見ながら指さしを繰り返すことで、良好なやり取りが生まれ、運動や活動に対する意欲・関心を自然と引き出すことができます。
身近な絵本を通して指さしを楽しく繰り返すことは、コミュニケーション、言語、運動機能の発達を同時に促す素晴らしいアプローチです。
アイビー米子教室でのサポート
アイビー米子教室では、お子様一人ひとりの発達段階に応じた丁寧な支援を行っております。
「言葉が出にくい」「指示が伝わりにくい」など、発達について少しでも気になることがございましたら、まずは無料体験会や個別相談へお気軽にお問い合わせください。