こんにちは! 運動療育・感覚統合・理学療法に特化した児童発達支援・放課後等デイサービス「アイビー米子教室」代表のヤナギタです。
日頃から施設運営にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、保護者の皆様から「アイビーという名前には、どういう由来があるのですか?」とご質問をいただくことがよくあります。

施設名「アイビー」は、お子さまたちへの大切な想いを込めて名付けたものです。今回は、その名前に込めた願いと、ロゴマークの秘密についてご紹介させていただきます。

1. 「アイビー」という“音”の響き
施設名を考えるにあたって、まず大切にしたかったこと。 それは、「お子さまたちに、施設の名前をたくさん呼んでほしい」という想いです。
お子さまたちが自分の「通う場所」として親しみを持ち、覚えやすいこと。 そして、自分の口で「アイビー好き!」と元気に発音しやすいこと。
「アイビー」という言葉は、短く、シンプルで、どのお子さまにとっても発音しやすい音と響きを持っています。 「アイビー楽しかった!」「アイビー行きたい!」 そんな風に、お子さまの日常に笑顔とともに登場する場所でありたいという願いが、この“音”の響きに込められています。

2. 植物の「アイビー」が持つ「強さ」と「個性」
「アイビー(Ivy)」は、日本語では「蔦(つた)」と呼ばれる植物の一種です。 この植物が持つ特徴に、療育への大切な想いを重ね合わせました。
① どんな環境でも育つ「しなやかな強さ」
アイビーは、日陰でも日向でも、壁を伝っても地面を覆っても、どんな場所でもしっかりと根を張り、青々と元気に育つ、非常に生命力の強い植物です。ただ強いだけでなく、環境に合わせてツルを伸ばしていく「しなやかさ」も持っています。
私たちは、アイビー米子教室での運動療育や感覚統合、理学療法といった専門的なプログラムを通して、お子さまの心と体の「土台」を育んでいきたいと考えています。 「アイビー」の植物のように、将来どんな環境に出会ったとしても、状況に合わせて柔軟に対応し、折れることなく、たくましく育っていってほしい。 そんな「しなやかな強さ」への願いを、この名前に託しています。
② 一枚一枚すべて違う「多様さ」
アイビーの葉をよく見ると、同じ一本のツルから生えていても、葉の形や大きさ、色の模様は一枚一枚すべて異なり、それぞれがユニークな魅力を持っています。
これは、お子さまたち一人ひとりが持つ素晴らしい「個性」や「多様さ」そのものです。 私たちは、お子さま一人ひとりの発達や特性、素晴らしい「違い」を深く理解し、その子に合ったサポートを行うことを何よりも大切にしています。 みんな違って、みんないい。 その子らしい「葉」をのびのびと広げていけるよう、私たちは全力でサポートします。

3. ロゴマークに込めた「安定」と「繋がり」
アイビー米子教室のロゴマークは、もうお馴染みでしょうか? このマークは、「アイビーの葉」と「六角形(ヘキサゴン)」を組み合わせてデザインされています。
「アイビーの葉」が前述の「しなやかな強さ」や「多様さ」の象徴である一方、「六角形」にも大切な意味が込められています。
① 安定した「土台」
六角形は、自然界において非常に安定した、強い構造を持つ形として知られています。例えば、蜂の巣や雪の結晶などが代表的です。 私たちは、この「六角形=安定した土台」を、療育を通じてお子さまたちに提供したいと考えています。 運動療育や理学療法による「体の土台づくり」、そして感覚統合による「感覚の土台づくり」。この揺るぎない土台が、お子さまの成長を支えます。
② 繋がりによって生まれる「強さ」
六角形は、一つひとつが組み合わさる(敷き詰められる)ことで、隙間なく、より強固で大きな構造(ハニカム構造)を作ることができる、とても協調性に優れた形でもあります。
これは、アイビー米子教室での「お友達との繋がり」を象徴しています。 一人でも安定した六角形が、仲間と繋がることでさらに強くなるように、お子さまたちにも、ここでの活動や遊びを通してたくさんの仲間と出会い、手を取り合い、時には支え合いながら、豊かな社会性や協調性を育んでほしいと願っています。
安定した六角形の土台(療育による支援)があり、 仲間たち(他の六角形)との温かい繋がりがあるからこそ、 お子さま自身(アイビーの葉)が、安心して芽を出し、 自分らしい個性をのびのびと成長させていくことができる。
私たちのロゴマークには、そんな「安定した基盤(土台)」と「人との繋がり」、そしてそこから生まれる「お子さまの成長」という、療育の理想の姿が表現されています。

4. 東京から鳥取へ。この地に根を下ろす想い。
名前とロゴの由来からは少し話が逸れるのですが、私がなぜこの米子の地でアイビーを始めたのか、その背景についてもお話しさせてください。
実は、私(ヤナギタ)は元々千葉で生まれ育ち、鳥取に来る前は東京で暮らしていました。
東京で仕事をしている際に、全国の様々な企業や福祉施設を訪問しており、その中で、運動を通してお子さまたちが心身ともに大きく成長していく姿を数多く目の当たりにしてきました。
その後、ご縁があってこの鳥取県米子市に移住し起業。
まさに「アイビー」の植物が、どんな場所でもしなやかに、力強く根を張るように、私自身もこの米子の地にしっかりと根を下ろし、これまでの経験から強く感じていた「運動を通した支援」の素晴らしさを、ぜひ鳥取の子どもたちにも提供したい。
そのような強い想いから、「アイビー米子教室」はスタートしました。
私たちは、米子の地域に密着し、専門的な運動療育や感覚統合を通じて、お子さまとご家族の「未来」を一緒に育んでいきたいと願っています。
まとめ
「アイビー」という名前には、
- お子さまたちに親しみを込めて呼んでほしいという「身近さ」
- どんな環境でも育ってほしいという「しなやかな強さ」
- 一人ひとりの違いを大切にするという「多様さ」
という想いが込められています。
そして、ロゴマークの「六角形」は、私たちが専門的な療育を通じて育む「安定した心と体の土台」と、仲間と支え合う「社会的な繋がり」を象徴しています。
これからもアイビー米子教室は、お子さま一人ひとりの「できた!」を大切に育み、その子らしい成長を保護者の皆様とともに見守ってまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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